おまとめローンで利息はどれくらい安くなる?

おまとめローンを上手に活用することができれば、返済先を一つにまとめることができるだけでなく、毎月の利息も安く抑えることができます。

しかし借り換え先を間違えてしまえば、利息が高くなり、毎月の返済額も高くなることもあるので要注意です。

そこでこの記事ではおまとめローンをすることで、具体的にどういったメリットがあるのか。2つのケースに合わせてシミュレーションを行っていきます。

これからおまとめローンを利用しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

おまとめローンの前にシミュレーションは大切

おまとめローンを選ぶ際や、申し込む際には返済シミュレーションが大切です。

借り換え前に発生する利息と、借り換え後に発生する利息を比較することで、本当に得をするのか分かるからです。

またいつ完済できるのかも調べることが出来るので、返済計画を立てる意味でも必ずシミュレーションを行うようにしましょう。

この記事では具体的な計算方法も教えていくので、ぜひ参考にしてみてください。

借り換え後に利息が高くなってしまうケースも…

おまとめローンは基本的に利息は安くなりますが、借り換え先選びに失敗すると利息が増えてしまうこともあります。

たとえば金利が低い金融機関へ借り換えたとしても、返済期間が長引くようであれば、結果的に支払う利息は高くなってしまうのです。

そのためシミュレーションでは、毎月の返済額や、完済までにかかる期間も調べることが大切です。

続いて、カードローンやキャッシングなどの、利息の計算方法を紹介していきます。

利息の計算方法

カードローンやキャッシングの利息を計算する方法は以下の通りです。

元金×年率÷365日×借入日数=利息

しかし一々この式に当てはめて利息を計算していくのは非常に面倒です。

消費者金融などの金融機関の公式サイトには、利息シミュレーションツールが無料で使えるようになっています。

シミュレーションツールを使えば、借り入れ条件を入力するだけで、自動的に利息や返済回数など計算してくれるので便利です。

おまとめローンのシミュレーションをする際には、ぜひ活用してください。

ここからは実際に借金を抱える人をモデルにして、おまとめローンによってどれくらい得をするのかシミュレーションしていきます。

200万円の借金を抱えるBさんの場合

まずは200万円の借金を抱えるYさんをモデルに、シミュレーションを行います。

Bさんは3社の消費者金融から、合計200万円の借金を抱えています。

借金の内訳は以下の通りです。

A社 年率18.0% 80万円
B社 年率12.0% 100万円
C社 年率20.0% 20万円

まずは借り換え前の利息を計算してみます。

借り換え前の利息

借り換えをする前に、Bさんが毎月支払っていた利息は以下の通りです。

A社 1万1835円
B社 9,863円
C社 3,287円
合計 2万4,985円

利息だけで毎月2万4,985円も支払っていることが分かりました。

複数の金融機関から借金を抱えていると、自分が毎月いくら利息を支払っているか分からなくなるものです。

返済が苦しくなってきたと感じたときには、一度改めて利息を計算することが大切です。

それでは次に、銀行カードローンを使っておまとめした後の利息を計算してみましょう。

おまとめローン後の利息

Bさんは200万円を年率10.0%の銀行カードローンでおまとめすることにしました。

おまとめ後の毎月の利息は以下の通りです。

200万円×年率10,0%÷365日×30日=1万6,483円

おまとめ前 2万4,985円
おまとめ後 1万6,483円
差額 -8,502円

おまとめローンを活用することで、毎月支払う利息を8,502円も安くすることができます。

利息が減れば早期に元金を減らすこともできるので、完済までの道のりも早くなるのです。

300万円の借金を抱えるGさんの場合

続いて300万円の借金を抱えるGさんのシミュレーションを行っていきます。

Gさんの場合、一部低金利の金融機関から借りているので、おまとめローンを利用する際には注意が必要です。

A社 年率8.0% 150万円
B社 年率12.0% 100万円
C社 年率18.0% 50万円

借り換え前の利息

Gさんの借り換え前の利息は以下の通りです。

A社 9,863円
B社 9,863円
C社 7,397円
合計 2万7,123円

おまとめ後の利息

Gさんは300万円の借金を、年率12.0%の銀行カードローンでおまとめすることにしました。

300万円×年率12.0%÷365日×30日=2万9,589円

おまとめ前 2万7.123円
おまとめ後 2万9,589円
差額 +2,466円

このようにGさんの場合、おまとめローンを利用したことで、逆に毎月の利息が高くなってしまいました。

一部でも借り換え先のローンよりも、低金利の借金を抱えている方は、利息が高くなる恐れがあるので注意が必要です。

Gさんの場合、年率8.0%で150万円のローンなど、かなり低金利のローンを借りていたので、おまとめをすることで損をしてしまったようです。

利息が下がっても毎月の返済額が増えることも…

また借り換え先を選ぶ際には、毎月の返済額をチェックすることも大切です。

毎月の最低返済額の基準は金融機関によって異なるからです。

同じ借入額でも毎月5000円の返済で済むところもあれば、毎月1万円支払わなければならないところもあります。

毎月の返済額が高ければ完済まで早いというメリットもありますが、生活が苦しいときには返済額の少ない金融機関へ借り換えるようにしましょう。