おまとめローンの審査基準を徹底解説

おまとめローンは通常のカードローンよりも審査基準は厳しくなります。

すでに借金を抱えている方へ更に融資を行うため、返済リスクが高いと判断されやすいからです。

また審査基準は業者によって異なるので、事前に審査に通るか落ちるか判断するのは難しいのです。

そこでこの記事ではおまとめローンの審査基準を細かく解説していきます。

おまとめローンの審査基準はなぜ厳しい?

おまとめローンの利用者の中には、現状のままでは返済ができないから、少しでも利息を下げようと考えている人もいます。

そういった人たちは利息が安くなったからといって、全員が返済できるわけではありません。借り換えをしても完済できずに貸し倒れになる人は多くいます。

もちろん無駄な利息を節約するために、賢くおまとめローンを活用しようとする優良な顧客もいますが、基本的におまとめローンは返済リスクの高いローン商品なのです。

そのため金融機関は、おまとめローンの審査は慎重に行うようになっています。

審査通過率は?

おまとめローンでは、各業者審査通過率は公表されていません。そのため正確に何%の人が審査に通ったと分かるデータはありません。

ちなみに通常のカードローン審査であれば、大手消費者金融が審査通過率を公表しています。

アコム・プロミス・アイフルが公表している審査通過率は以下の通りです。

業者名 審査通過率
アコム 44.8%
アイフル 41.4%
プロミス 41.0%

※2017年1月時点でのデータです。

このように大手消費者金融のカードローンでも、申し込み者のうち半数以上が審査に落ちていることが分かります。

カードローンより審査が厳しいおまとめローンでは、さらに審査通過率が低くなることが予想されます。

おまとめローン専用商品は審査基準が甘い?

消費者金融や銀行のおまとめローン専用商品であれば、借金を抱えていても審査に通りやすいと言われています。

他社から借り換えをする際は、通常のカードローンを利用するか、おまとめローン専用商品を利用する方法があります。

しかし通常のカードローンでのおまとめ審査では、多重債務者ではなかなか審査には通りません。

おまとめローン専用商品であれば、借金を抱えていることを前提に金利など設定が行われているので、多重債務者の方にもおすすめなのです。

おまとめローン審査で見られるポイント

  • 申し込み情報
  • 信用情報

おまとめローンの審査では上記の2つのポイントが注目されます。

申し込み情報

おまとめローンの審査ではまずは申し込み情報をもとに審査が行われます。

一般的におまとめローンの申し込みで入力する情報は以下の通りです。

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 年収
  • 勤務先情報
  • 他社借入件数
  • 居住形態
  • 家族構成など

属性情報

年齢・年収・勤続年数などを統計的に採点・評価し、属性ごとに振り分けることを「属性スコアリングシステム」と呼びます。

近年の金融機関の審査では当たり前のように導入されている審査システムで、おまとめローンの審査でも属性情報はチェックされます。

属性の評価が低ければ融資額が低くなり、審査に通らない可能性も大きくなります。

基本的に属性評価は加点方式で行われていくので、申し込み情報はなるべく細かく入力することをおすすめします。

年収

融資額を決定する際に一番見られるのは年収です。

特に消費者金融では総量規制の対象となるので、他社借り入れを含めて年収の1/3を超える融資を行うことができません。

そのため年収の1/3を超える融資が必要な方は、総量規制の対象外である銀行カードローンやおまとめローン専用商品を利用することをおすすめします。

勤務先情報

勤務先の名前や規模、さらに勤続年数なども審査では重要視されます。

とくに勤続年数が半年以内であれば評価は低くなってしまいます。

また雇用形態は正社員が一番評価は高く、次に契約社員や派遣社員、最も評価が低いのはアルバイトやパートとなっています。

他社借り入れ件数

おまとめローンは複数の借り入れ先を一つにまとめるものですが、借り入れ先が4社以上あると審査には通りにくくなります。

特に通常のカードローンでの借り換えを考えている方は、借り入れ件数が多いと審査は厳しいと考えていいでしょう。

借入件数が多い方は、多重債務者を前提としたおまとめローン専用商品を利用することをおすすめします。

信用情報

おまとめローンの審査では、信用情報の確認も行われます。

信用情報とは過去に利用したローン商品に関する情報が記録されたもので、各金融機関が信用情報機関を通して情報を共有しています。

信用情報を見れば顧客が過去にどんなローン商品を利用したか、またちゃんと返済をできたかなど一目で分かるので、おまとめローンの審査では必ずチェックされます。

信用情報に問題があれば、審査に通りづらくなると覚えておきましょう。

過去に返済の延滞がある人は要注意

過去にローンの返済を延滞したことがある人は、信用情報に延滞をした事実が記録されています。

延滞の事実が記録されていると、評価はかなり悪くなるので要注意です。

とくに何度も延滞をしていると、約束通りに返済をしない人と判断され、審査に落ちる確率が高くなります。

また2カ月以上返済を延滞した場合、事故情報として記録されブラック扱いとなる可能性もあります。

返済を延滞した記録は5年程度保存されてしまうので、過去5年以内に返済を延滞したことがある人は、審査に落ちる可能性もあるのでご注意ください。

事故情報があると審査に通りません

  • 2カ月以上の返済の延滞
  • 債務整理
  • 規約違反

上記のように金融事故を起こしてしまった場合、信用情報に事故情報が記録されてしまうので気をつけましょう。

事故情報があるとブラック扱いとなってしまい、大手消費者金融や銀行のローン審査には通らなくなってしまいます。

一旦事故情報が記録されてしまうと、5年~10年のあいだは信用情報に記録されてしまいます。

何度もおまとめローンの審査に落ちてしまうという人は、信用情報に事故情報が記録されていないか確認することをおすすめします。

おまとめローンの審査に通らない人は?

おまとめローンの審査に通らない人は、他の方法で返済できるように対策を練ることをおすすめします。

ここでは2つの対策を紹介するので、返済に困っている方はぜひご利用ください。

担保つきのおまとめローン

無担保のおまとめローンの審査に落ちてしまう方は、担保つきのおまとめローンをおすすめします。

担保をつけておけば、借入額が多かったとしても審査には通ります。

不動産・土地・有価証券など、担保にできる財産を持っていれば、担保つきのおまとめローンで多額の融資を受けることも可能です。

ただし返済が滞った場合、担保にした財産は没収されることになるので、家などを担保にするときは絶対に延滞しないようにしましょう。

債務整理

担保にする財産もないという方は、債務整理をおすすめします。

債務整理とは法的手続きによって、利息や借金を減らす手続きのことです。

債務整理にはさまざまな種類があり、借金の程度によって適した債務整理は異なります。

そのためまずは債務整理に詳しい、弁護士や司法書士などに相談することをおすすめします。

ただし債務整理を行うと事故情報が記録されてしまい、今後数年間はローン商品を利用できなくなります。

債務整理はおまとめローンを利用できないときの、最後の手段と考えておくといいでしょう。