金利 | 年率2.95%~8.9% |
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限度額 | 300万円~1億円 |
担保・保証人 | 必要 |
総量規制 | 対象外 |
返済日 | 毎月27日 |
返済方法 | 指定口座から自動引き落とし |
返済期間 | 最長25年以内 |
遅延損害金 | 年率14.0% |
目次
住信SBIネット銀行「不動産担保ローン」審査の流れ
- 仮審査
- 本審査
- 契約手続き
- 融資の実行
仮審査の結果は当日~3営業日程度で連絡
住信SBIネット銀行の不動産担保ローンへ申し込む際には、まず公式サイトの申し込みフォームを入力して借り審査に申し込みます。
入力内容をもとに住信SBIネット銀行と保証会社が融資が可能か審査を行い、登録したメールアドレスへ審査結果を連絡します。
仮審査の結果は申し込んだ当日から3営業日程度で連絡がありますが、申し込み内容に不備などあるとさらに時間かかるのでご注意ください。
正式審査には10営業日程度必要
仮審査に通ったあとは、住信SBIネット銀行から正式な申込書が郵送されます。
その際、住信SBIネット銀行の口座を持っていない方は、同時に口座解説手続きが必要です。
正式な審査では対面審査が必要となり、一度担当者と面談をして質疑応答や、担保にする不動産の現地調査に立ち会う必要があります。
そのため正式審査には、必要書類が届いてから10営業日程度必要です。
契約手続きは郵送で完結
正式審査が終わったあとは、契約書類が住信SBIネット銀行から郵送で送られます。
契約内容を確認し、必要事項を埋めて捺印してから返送してください。
契約手続きはすべて郵送で終わらせることができ、契約書類が住信SBIネット銀行の届き次第、融資が行われます。
指定口座へ振り込み融資
契約手続きが終われば、住信SBIネット銀行の普通預金口座へ振り込み融資が行われます。
ただし契約書類に不備があれば、融資が遅れてしまうのでご注意ください。
また不動産担保ローンで適用される金利は、振り込み融資当日の金利が反映されます。
基本的にかなり金利は低いので、他社からの借り換えやおまとめにおすすめです。
住信SBIネット銀行「不動産担保ローン」でおまとめするメリット
金利が年率2.95%~8.9%とかなり低い
住信SBIネット銀行の不動産担保ローンは、金利が年率2.95%~8.9%と低いのが特徴です。
通常のカードローンやキャッシングと比べて、金利はかなり低いので、借り換えることで毎月の利息を安くできます。
借入額が大きくなるほど金利は下がっていくので、複数の債務を抱えている方にもおすすめです。
計画的な返済計画を立てることができる
不動産担保ローンの場合、契約時に返済回数も決められるので、返済が長期化することはありません。
キャッシングやカードローンでは、返済回数が設けられていないので、なかなか契約を立てることはできません。
絶対に完済したいのであれば、不動産担保ローンで返済に専念するのも一つの手です。
しかし不動産を担保にした場合、2カ月以上返済を延滞すると、担保が取られてしまうので絶対に延滞しないようにしましょう。
住宅ローンを利用中でもおまとめ可能
住信SBIネット銀行の不動産担保ローンは、住宅ローンが残っている方でも融資を受けることができます。
通常の不動産担保ローンであれば、住宅ローンを完済していなければ利用できない業者がほとんどです。
住信SBIネット銀行は抵当権が2位でも融資を行っているので、返済が苦しくなってきた方はぜひ検討してみてください。
住信SBIネット銀行「不動産担保ローン」の金利は年2回見直し
住信SBIネット銀行の不動産担保ローンの金利は、市場の金利に応じて設定される短期プライムレートに基づいて、年二回見直しが行われます。
毎年6月と12月に適用金利は見直されますが、市場の情勢が大幅に変わった場合、それ以外の日でも金利が変動することもあります。
最新の金利は住信SBIネット銀行の公式サイトに掲載されているので、申し込む前に最新の金利を確認するようにしましょう。
住信SBIネット銀行「不動産担保ローン」の返済方法
住信SBIネット銀行の不動産担保ローンでは、毎月27日に返済日が設定されています。
住信SBIネット銀行の普通預金口座から自動引き落としで返済が行われるので、忘れずに入金しておきましょう。
当日の19:00までに入金があれば当日扱いとなりますが、19:00以降は翌日扱いとなり、遅延損害金が発生するのでご注意ください。
また事前に住信SBIネット銀行へ問い合わせておくと、一部もしくは全額繰り上げ返済することができます。
しかし繰り上げ返済の場合、返済額の3.086%の手数料が取られるので、残りの利息と計算して繰り上げ返済は行うようにしましょう。
住信SBIネット銀行「不動産担保ローン」の手数料と費用
住信SBIネット銀行の不動産担保ローンを利用するためには、以下の手数料と費用が必要です。
保証委託事務手数料 | 1.296% |
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融資事務取扱手数料 | 0.864% |
印紙代、登記簿費用 | 実費 |
保証料 | 住信SBIネット銀行が負担 |
繰上返済手数料 | 繰上返済額の3.086% |
借入額が高くなれば手数料だけで数十万円かかってしまいます。
不動産を担保にする場合、手続きが煩雑なので基本的に手数料はかかりますが、住信SBIネット銀行の手数料は他社と比べても若干高めです。
住信SBIネット銀行「不動産担保ローン」のQ&A
最後に住信SBIネット銀行の不動産担保ローンに関するQ&Aを解説していきます。
ブラックでも不動産担保ローンは利用できる?
過去に債務整理や長期の返済延滞をして、ブラックになっている方は審査に落ちる可能性が高いです。
担保にする不動産の価値が高ければ融資を受けられる可能性はありますが、かなり審査は厳しいと考えていいでしょう。
ただしブラックの状況であれば、まず無担保ローンの審査には通りません。担保をつけた方が審査に通る確率は高いので、どうしても融資が必要な方は申し込んでみるといいでしょう。
全国どこの物件でも担保にできる?
住信SBIネット銀行の不動産担保ローンは、基本的に全国の物件を担保にできますが、一部対応していない地域もあるのでご注意ください。
正式審査では実際に担保にする物件を見て審査を行うので、どうしても対応できない地域があるのです。
住信SBIネット銀行が対応している地域は以下の通りです。
- 全域対応している都道府県
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- 東京都
- 神奈川県
- 千葉県
- 埼玉県
- 静岡県
- 愛知県
- 岐阜県
- 三重県
- 大阪府
- 兵庫県
- 奈良県
一部地域しか対応していない都道府県 | |
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北海道 | 札幌市・旭川市・小樽市・千歳市・石狩市・恵庭市・江別市・函館市・北広島市 |
岩手県 | 盛岡市・岩手郡滝沢村 |
宮城県 | 仙台市・塩竈市・岩沼市・石巻市・多賀城市・名取市・大崎市・宮城郡利府町・宮城郡松島町・黒川郡富谷町・柴田郡柴田町・柴田郡大河原町・東松島市 |
福島県 | 福島市・郡山市 |
広島県 | 広島市・福山市・呉市・三原市・尾道市・東広島市・廿日市市・大竹市・安芸郡海田町・安芸郡熊野町・安芸郡坂町・安芸郡府中町 |
岡山県 | 岡山市・倉敷市・玉野市・総社市・笠岡市・浅口市・津山市・都窪郡早島町 |
山口県 | 山口市・岩国市・下関市・周南市 |
福岡県 | 福岡市・北九州市・久留米市・宗像市・福津市・古賀市・太宰府市・春日市・大野城市・筑紫野市・小郡市・糟屋郡新宮町・糟屋郡粕谷町・糟屋郡志免町・糟屋郡須恵超・糟屋郡宇美町・筑紫野郡那珂町・飯塚市・中間市・行橋市・遠賀郡岡垣町・京都郡苅田町・宮若市 |
佐賀県 | 佐賀市・唐津市・鳥栖市 |
長崎県 | 長崎市・諫早市・西彼杵郡時津町・西彼杵郡長与町 |
熊本県 | 熊本市 |
追加融資は受けることができる?
住信SBIネット銀行の不動産担保ローンでは、一度融資を受けてしまえれば追加融資を受けることはできません。
カードローンは限度額内であれば自由に借り入れできますが、不動産担保ローンの場合、契約時に提示された金額以上借り入れはできないのです。
どうしても緊急でお金が必要になった方は、キャッシングやカードローンの利用を検討しましょう。